プロンプトを考えるとき、あなたが意識してるのは?
(面白い体験があれば参考に載せてください)
私はプロンプトはAIを使って作っていますね。
なぜそうするのかというと最初の体験はカスタムGPTの「プロンプトもっと良くする君」を使った時に気が付いたのです。
https://note.com/hantani/n/n53ff61147fbd
そのカスタムGPTに自作のプロンプトを渡すと更に良くなるのです。
そのことからプロンプトを書く質問者は「自分が何を質問したいか分かっていない」ということに気が付きました。
https://chatgpt.com/g/g-YiA7Ipub2-huronhutomotutoliang-kusurujun
ChatGPTの方が詳しいのです。そして質問者の質問に欠けている情報が多いのでChatGPTは回答できないのです。
例えばこのカスタムGPTに「女の子の画像を生成して」というプロンプトを渡してみます。
プロンプトの具体性を評価するためには、目的・出力形式・例示・曖昧性の排除・明示的な指示が必要です。
評価
文脈の具体性:
「女の子」という表現だけでは、年齢、雰囲気、シチュエーション、衣装、背景などの文脈が不足しています。例えば「学校帰りの女子高生」や「ファンタジー世界の魔法少女」など、もう一段階具体的にすると、生成される画像の精度が大きく向上します。
結果の具体性:
「画像を生成して」という依頼は抽象的です。画像のサイズ(例:512x512)、スタイル(例:アニメ風、リアル風)、構図(バストアップ、全身)、ポーズ、視線など、出力に関する具体的な要素が指定されていません。
例示の適用:
似たような画像例や参考イメージの説明があれば、精度の高い出力が可能です。「○○風の女の子」や「Pinterestのこの画像のように」などの言及があると効果的です。
曖昧な表現の回避:
「女の子」は非常に幅広い意味を持つため曖昧です。年齢層、民族性、髪型、服装、性格などの要素で曖昧さを取り除けます。
指示の明示性:
何をしてほしいか(画像生成)という指示はありますが、どのような特徴で、どの形式で出力すべきかという明示が不足しています。
改善プロンプト
「アニメ風で、セーラー服を着た高校1年生の日本人の女の子の画像を生成してください。背景は春の桜並木で、表情は明るく笑っており、バストアップの構図でお願いします。画像サイズは512x512ピクセルです。」
改善プロンプト
「アニメ風で、セーラー服を着た高校1年生の日本人の女の子の画像を生成してください。背景は春の桜並木で、表情は明るく笑っており、バストアップの構図でお願いします。画像サイズは512x512ピクセルです。」
とこのようにプロンプトに具体性と不足していた情報を付け加えてくれるわけです。
元のプロンプトとの違いがわかりますでしょうか。本来プロンプトとはこのくらい詳細に説明しないとAIはわからないのです。
それの応用として私が作ったのが「対話型プロンプトメーカー」です。
https://note.com/hantani/n/n80a3080bff74
このカスタムGPTと会話することによってかなり良いプロンプトを手に入れることが出来ます。
やりとりの例は他の質問の回答でも紹介していますが、こんな感じになります。
https://chatgpt.com/share/69020d37-7444-8005-8c6e-d4afc192bb0b
質問とは関係のない話ですが、自分の過去のnoteの記事をみて思い出しましたが、私は1年前にこういうサイトがあれば良いなと預言していたかも知れません🐱他の方のプロンプトを見れるのはとても参考になるのです。
https://note.com/hantani/n/n2685d614bf8d
私はプロンプトを紹介するだけではなく、「どうやったらそのプロンプトを作れるのか」も説明しています。
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