回答を読み込み中...
回答を読み込み中...
「初心者の自分」に伝えたいアドバイスってありますか?(何の初心でも歓迎です)
プロンプトの初心者にアドバイスを送る「プロンプト初心者ガイド」プロンプトを作りました。
実行するとこんな感じになります。私が「プロンプトの初心者」だった頃にこういうプロンプトがあったら便利だったでしょうね。
結論:最短で「伝わるプロンプト」を書くには、役割→目的→入力→出力→制約→評価の順で“欠けを作らない”こと。短く書き、足りない所だけ追記していく。
——
あなたの相談の理解
初学者が迷うのは「どう書けば狙いどおり動くか」。ここでは、失敗しにくい型と即使える例、そして試行サイクルを渡す。
初心者が陥りやすい落とし穴
目的が曖昧:「いい感じに」など評価軸が無い
役割が無い:誰として答えるか未指定
入力が不足:前提・素材が無いのに高品質を要求
出力形式が曖昧:箇条書きか文章か、長さや構成が未指定
制約抜け:NG例、語調、対象読者の指定が無い
一発勝負:改善用の評価・再依頼の指示が無い
検証済みの具体例
A. 仕事の回答作成(会議向けフォーマル)
役割:あなたは業界アナリスト。
目的:以下の質問に、会議配布用の要約を作る。
入力:質問=「来期のコスト削減策は?」前提=当社は製造業、原材料高。
出力:見出し→結論→根拠→代替案→リスク→次アクション の順。300〜400字。
制約:専門用語は最小限。主語述語を明確に。断定しない箇所は「可能性」で表現。
評価:論点漏れが無いか3点で自己チェックして最後に箇条書きで添える。
B. 文章の推敲(カジュアル)
役割:編集者。
目的:以下の文章を、読みやすく修正。
入力:本文(ここに貼る)
出力:①修正文(200〜300字)②直しの意図3点③次に直す候補2点
制約:口調はフレンドリー、比喩は1つまで、重複表現は削除。
評価:主語のブレ、冗長表現、論理飛躍の有無をチェック。
C. 学習用の要約
役割:教師。
目的:高校生向けに要点を整理。
入力:本文(URL不可→要約テキスト貼付)
出力:要点5つ→重要用語と一言定義→理解度チェックの小問3つ(答え付き)
制約:1項目40字以内、比喩は使わない。
評価:専門外の人でも再説明できるかを基準に調整。
D. コード支援(安全寄り)
役割:シニアエンジニア。
目的:Pythonの関数をリファクタ。
入力:関数コード
出力:改善後コード→変更点の理由→副作用リスク→テストケース3つ
制約:外部依存を増やさない。例外処理を追加。タイム計測の目安も記載。
評価:計算量、可読性、テスト容易性の3観点で評価スコアを付与。
E. 企画ブレスト(発散→収束)
役割:プロダクトマネージャー。
目的:3案出し→1案に絞る。
入力:ターゲット、課題、制約(予算・期間)
出力:発散10案(1行)→評価軸3つを定義→上位3案の短評→採択1案と理由→次の検証タスク
制約:実行難易度を明記。重複案は結合。
評価:評価軸の重みを示し、採点表を添える。
すぐ試せるアクションプラン
手順は常に同じ。短く始めて、足りない所だけ足す。
Step 1|下書き(30秒)
役割:◯◯
目的:◯◯
入力:(素材・前提)
出力:(形式・長さ・順序)
制約:(語調・NG・対象読者)
評価:(チェック観点)
Step 2|最小入稿
まず1回走らせ、出来を確認。良かった点と不足を1行でメモ。
Step 3|差分要求
「上位3点だけ深掘り」「語尾をですます」「200字短く」など“具体的な差分”で再依頼。
Step 4|評価ループ
出来上がりに対し、自分で採点して返す指示を毎回含める。
評価依頼:論理一貫性/具体性/可読性を5点満点で自己評価し、弱点改善版を再提示。
Step 5|固定テンプレ化
よく使う用途ごとに、上の型をテキストスニペットに保存。
——
理由:
AIは「何を・誰向けに・どう出すか」の3点が揃うと品質が安定する。評価指示を含めると自己改善が働く。最初から完璧を狙うより、短い指示で回す方が速い。
代替視点・発展案:
逆プロンプト法:まず「悪い出力例」を1つ出させ、そこから直す条件を列挙させる。改善点が具体化する。
対比制約:あえて「やらないことリスト」を入れるとブレが減る。
二段役割:生成役とレビュワー役を分けて連続実行させると精度が上がる。
要約/実行計画:
上の雛形をそのままコピペして目的別に3つ保存。
どれか1つで最小入稿→差分要求→評価ループを1回回す。
良かった設定をテンプレに反映して固定化。
次は別ジャンルに横展開。
必要なら、あなたの具体的な利用シーン(例:社内回答、ブログ、学習、コード、企画)を1つ選んで。その用途に合わせてテンプレを最適化して渡す。
コメントするにはログインが必要です。